エゾサンショウウオの住まいのことを中心に,
それ以外のこと(観察のようす,見つけたこと)もここに入ります。
<10月29日 こんなところで!?>
穂別町のスポーツセンターに,子どもたちと町民文化祭の見学に行ったところ,
「先生,サンショウウオがひかれてる!」と子どもが言うので見てみると,
駐車場で,子どものサンショウウオが轢かれて死んでいました。
スポーツセンターは小高い丘の上ですが,
その丘の麓にある小川で(繁殖期の)サンショウウオを見付けたという話も聞いたことがあるので,
おそらく,その子どもかと思います。
なかなか立派な体をしています。
丘の上までよく来たなあ…
<9月1日 ついに・・・>
朝,エサをあげていたカズミちゃんが,
「先生,プチが動かない・・・。ちょっと白くなってる・・・」と言いました。
見てみると,死んでいました。
昨日の朝は元気だったので,夜だと思います。
(なんで集合学習の次の日に死ぬんだ・・・?)
前回同様,観察してみましたが,目立つ外傷や異変はなく,
ふだんじっとしているようすそのままに,死んでいました。
これで,サンショウウオプロジェクトで育ててきた幼生は,全滅です。
当初からの生き残りは,ショウちゃんだけになってしまいました。
花壇に埋めて,お祈りをしました。
たまたま居合わせたミカちゃんも,手を合わせてくれました。
<8月27日 稲里のサンショウウオ生息調査(2)>
今度はカズミちゃんからの情報です。
大人と子どもの目撃情報です。
さっそく調査です。
(もちろん放課後ですよ!)
カズミちゃんの家からちょっと離れたところに,
直径1mほどの池がありました。
さて肝心のエゾサンショウウオですが・・・
子どもが泳いでいる姿(らしきもの)を1度見ただけで,
生息している証拠は見つかりませんでした。
周囲の環境ですが,写真のとおり,ちょっと濁っていました。
<8月25日 稲里のサンショウウオ生息調査(1)>
ヒロキくんが,
「近くのため池で,おとなのサンショウウオと,子どもと,ドジョウを見たよ!」
と言うので,
さっそく調査です。
(もちろん放課後ですよ!)
ヒロキくんの家からちょっと離れた山のへりに,
直径2mほどの池がありました。
かつては,この池の奥にもう1つ池があって,魚がたくさんいたそうです。
今でもありそうな感じでしたが,笹が深いため調査は断念しました。
さて肝心のエゾサンショウウオですが・・・
おとなが頭をひょこっと出している(ような)姿を1度見ただけで,
生息している証拠は見つかりませんでした。
周囲の環境ですが,ゴミがいくつか浮いていたものの,水はとてもきれいに見えました。
大きなタニシがたくさんいました。
<7月7日 「チビ」が死にました>
「先生! チビが死んでる!!!」と
子どもが言うので見てみると,
3匹の子どものうちの1匹,「チビ」が白くなっていました。
今週は色々忙しくてしっかり見てあげられなかった自分を反省しつつ,
悔しく・悲しい気持ちをぐっとこらえて,
死因を特定するために,子どもたちと観察しました。
写真では見えにくいのですが,
左の後ろ足と,しっぽに脱皮した皮が残っているように見えました。
脱皮がうまくいかず,左の後ろ足としっぽに引っかかってしまったために
動けなくなり,運悪くいつもより深めに水を入れていたために
溺れたものと考えました。
残りの2匹を立派な大人にすることで,
「チビ」への供養にしていこうと思います。