冬休みの自由研究 海の中のプランクトン調べ


ぼくは、海の中のプランクトンについて調べました。
プランクトンとは、海や川、湖など水の中にいる小さな生き物のことです。
緑色のものを植物性プランクトン、小さな動物を動物性プランクトンと言います。
どちらも、魚のえさになります。


調べたきっかけは、2つあります。
1つ目は、祖父母の家の目の前が海で、僕自身も魚や海が好きなことです。
2つ目は、理科でプランクトンについて学習して、プランクトンのことをくわしく知りたくなったからです。



調べ方は、次の通りです。
まず、近くの海から紙コップ1杯分の海水をくんできます。
次に、顕微鏡のプレパラートに3てきぐらい海水をのせ、プランクトンを探します。
プランクトンが見つかったら、図鑑で名前や特徴を調べます。


見つかったプランクトンは、2種類だけでした。
1種類目は、プルテウスという名前のプランクトンです。
これは、バフンウニの幼生、赤ちゃんです。
大きくなると、みんなが大好きなウニになります。




僕が見つけたものは、腕が6本ありました。
図鑑で調べると、卵からかえったときは4本なので、
ちょっと成長が進んでいるものです。


2種類目は、ミズクラゲの幼生、赤ちゃんです。
これは、大きくなると、右の写真のようなクラゲになります。

このプランクトンは、他のプランクトンを食べて大きくなります。
また、この時期のミズクラゲは、「浮遊期」といって、まだ自分で泳げません。
そのため、水の中でフワフワ浮かんでいるような感じで生きています。




前に、船で沖に行ったときに、たくさんのプランクトンを見たことがあります。
でも、今はなぜプランクトンが少ないのか、考えました。

原因は2つあると思います。
1つ目は、真冬だったので、海水が冷えていたからプランクトンが少ないと考えました。
プランクトンも生き物なので、あたたかい方が成長したり、増えたりしやすいはずです。

2つ目は、海水を取る場所です。今回は、家のすぐのところでした。
波打ち際より沖合の方が海水も多いので、
栄養や、エサとなるプランクトンも多く、プランクトンが増えやすいと思います。


この自由研究を通して、ぼくは2つのことが分かりました。
1つは、冬の間はプランクトンが少ないということです。
確かに、冬の間は、夏に比べて、とれる魚の量は多くありません。
その理由の1つに、プランクトンの少なさが関係しているのかなと思います。

2つ目は、ウニやクラゲなどの赤ちゃんは、他の魚のエサになるプランクトンだということです。
魚に食べられないで生き残ったものだけが、ウニやクラゲになるのです。
その他にも、エビやカニの赤ちゃんも、プランクトンです。
これも、他の魚にたくさんの仲間が食べられてしまいます。
だから、あんなにたくさん卵を産むんだろうなと思います。


夏休みは、川のプランクトンを調べてみたいと思っています。



タツヤの部屋にもどる
6名の仲間たちにもどる
更新情報にもどる
行事などの様子にもどる
小学校のホームページにもどる
小中学校のホームページにもどる