川で石をとってきたよ

   川で石をとってきたよ
            二年 リョウ
 六月十二日、山本はしのちかくの川原にいっておべんとうをたべて、石をさがしました。
 いろいろな石がありました。
 かわった色の石を六つ見つけました。
 一つ目は、白とちゃ色の石です。ちゃ色が上で白が右と左にありました。
 二つ目は、むらさき色の石です。ぜんたいがむらさき色でした。むらさきがいっぱいありました。
 三つ目は、白とちゃ色がちょっとまざっている石です。お月さまみたいな色でした。
 四つ目は、ワニみたいなもようの石です。
 五つ目は、ちょっと白い色があって、オレンジ色がいっぱいある石です。
 六つ目は、くろと白と、ちゃ色の石です。
 こんどは、虫めがねで石をしらべました。
 まず、むらさき色の石を見ました。ぜんぜんかわりがありませんでした。ショックでした。ぼくは,
 つぎは、お月さまの石を虫めがねで見ます。ちっちゃいあながいっぱいありました。左から見ました。木みたいなもようが見えました。
 三番目は、ワニみたいな石を虫めがねで見ます。でも、何も見えなかったので、ショックでした。
 四番目は、オレンジ色の石を虫めがねで見ます。これも、何も見えませんでした。
 五番目は、くろと白とちゃ色の石を見ます。下の方がお月さまみたいに光っていました。とてもきれいでした。
 そのあと、ぼくは、石の名前を図かんでしらべました。一さつ目は、『化石・岩石』という本です。
 わにの石がのっていました。「リュウモン岩」という名前でした。図かんには、こう書いてありました。
「きゅうにひえて、あまりけっしょうがせいちょうできなかったために、ごく小さいけっしょうがほんの少しだけで、ぜんたいがきめのこまかい岩石になっている」です。
 お月さまの石ものっていました。「セキエイ」という名前でした。図かんには、こう書いていありました。
「ゆっくりひえて、間をうずめるような形でふていけいになった、ていおんがたのもの」です。
 むらさきの石ににた石ものっていました。色がおなじなので、これだと思いました。「ネンバン岩」という名前でした。図かんには、こう書いていありました。
「ねつをうけていないもともとのネンバン岩」です。
 くろと白とちゃ色の石ものっていました。「カコウ岩」という名前でした。図かんには、こう書いていありました。
「けっしょうのつぶのこまかいカコウ岩」は、「おなじカコウ岩体でも、中の方はゆっくりひえたためにけっしょうはあらいが、外がわは少し早めにひえたため、けっしょうがこまかくなっている」です。
 オレンジ色の石は、図かんにはのっていませんでした。
 そこで、べつの図かんを見ることにしました。『岩石鉱物』という本です。しゃしんを見ながらしらべました。でも、オレンジ色の石はのっていなかったので、ショックでした。ぼくは,石をひろってきたりしゃしんをとったり,図かんで名前をしらべたりしてきて,つかれました。でも,名前をさがすのは,ちょっとたのしかったです。こんどはトンボをつかまえて,図かんでしらべたいです。






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