いなきびの はっぴょう! 2!!
ことしは、ぼくたちの いなさとしょうがっこうが 百しゅうねんです。
だから、むかしの さくもつを つくることに しました。
いなきびを そだてるなかで、
ぼくが みにつけた のうさぎょうのテクニックを、ごらんください。
いなきびの たねを じゅんばんじゅんばんにうえました。
まきかたは、すじまきです。
すじまきは、左の手で たねを もって、
右の手で たねを じめんに ぱらぱらぱらっと おとします。
ぼくが、おばあちゃんから うまい わざを おしえてもらった おかげで、
じょうずな やりかたで できました。
めが出たあと、まびきを しました。
ぴゅっぴゅっぴゅっと、
小さくて かたまっている めを ぬきます。
50ぽんぐらい ぬきました。
そしたら、ぼくの ながぐつぐらいの 大きさに なりました。
7月に土よせをしました。
くわで、いなきびの そとがわにある 土を、
いなきびの ねっこのほうに よせます。
土よせを すると たおれないので、やりました。
ぼくが一番うまかったと、先生が言っていました。
夏やすみに、おとうとと なんどか 見に来ました。
さいしょは、ぼくの おなか ぐらいだったけど、
8月9日、ぼくの せを こしました。
8月20日に、先生の せを こしました。
すごく大きくなったので びっくりしました。
すくすくと でっかくなったので よかったです。
でも、ざっそうも大きくなって しまいました。
みんな、とてもショックでした。
しかも、ざっそうの中でも、
「ひえ」は、のむらさんでも なかなか 見分けられないくらい、いなきびと
にています。
そこで、ひえを ぬくために、
いなきびと ひえの ちがいを、よく見たり、さわったりして、しらべました。
いなきびのはっぱは、さらさらです。
いなきびのくきには、とうめいのとげとげがあって、そのとげはつるつるです。
いなきびのほは、つるつるです。
いなきびは どこも つるつるです。
ひえは、どこも ざらざらです。
しらべたあと、ひえを ぜんぶ ぬきました。
9月になると、1つ1つの みが 大きくなって きました。
さいしょは、ゆびで つまむと つぶれて しまいました。
しかし、10月になると、ゆびで つまんでも つぶれなくなりました。
いよいよ、しゅうかくです。のむらさんからおしえてもらいました。
つかいかたは、左の手で いなきびを もちます。
右の手で かまをもって、かまを 右に ひっぱります。
かりとったあと、ほします。おこめとおんなじです。
足ぶみだっこくきで、いなきびの たねを おとしました。
やりかたは、のむらさんが おしえてくれました。
足で ふむと まわるので、
まわっているところへ いなきびを もっていくと、
たねがバチバチと おちていきます。
足でふむのは かんたんでした。
ぜんぶ おとしたあと、はっぱなどの ごみをとります。
そのあと、「み」で たねをあつめました。
いなきびの かわを むきます。
まず、石うすで、やってみました。
石うすの 一番目を どかして、その中に、いなきびをいれます。
左むきに、うすを まわします。どんどん たねが おちてきました。
でも、しっぱいしました。
たねが つぶれていたからです。
石うすは しっぱいしたので、「み」をつかうことに しました。
中村先生の お母さんのアイディアです。
「み」のつかいかたは、おばあちゃんに おそわりました。
風がきたときは、まえ・上にうごかします。
風がないときは、よこにふります。
ときどき、よこに ふりながら、口を 下に さげます。
すると、かわだけが 下におちて、いなきびの みだけが のこります。
風が よこから、くるようにします。
このあと、石うすでかわをむきます。
ちいさかった いなきびが でっかくなったので、かんどうしました。
ぼくは、おばあちゃんや のむらさんに
テクニックを おしえてもらって、
ちょっと おとなに なったと おもいました。
いなきびや もちきびを そだてるときに、
いなさとの おじいちゃん・おばあちゃんに、
いろいろ おしえてもらいました。
むかしの ことをいっぱい しっていて、おもしろいなあ と思いました。
ぶん・しゃしんえらび:ヒロキ Webさくせい:なかむらせんせい
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