トンボゲッター1号,2号による
  トンボの同定作業の様子

注・このページは画像が多めなので,多少重いですが,お許し下さい。

トンボゲッター1号と2号によるトンボの同定作業は,かなり専門的に行われます(時として3年生のトンボゲッターV3が加わることもあります!)。
総統の所有する大人用のかなり専門的な「日本産トンボ幼虫・成虫検索図説」(東海大学出版)を使用し,各部の特徴から同定していきます。大人の専門家並の方法を使って2人(or3人)の小学生が,どんどん稲里産トンボの同定をしていくのです。ある日のあるトンボの同定作業を紹介します。
写真がピンぼけだったり,暗くなってたりして,文章の説明と一致させにくいかも知れませんが,お許し下さい。

羽の形を調べます。前の羽と後ろの羽が同じような形か,違う形かで分類します。同じなら,イトトンボの仲間かムカシトンボの仲間になります。このトンボは違うことになります。

次に眼の形です。左右の複眼が広く接しているグループと,左右の複眼が離れている,もしくは1点で接しているグループに分けます。後者だとサナエトンボ,ムカシヤンマ,オニヤンマの仲間ですが,このトンボは前者です。
次に羽にある模様の中の三角室と呼ばれる部分の向きを調べます。前羽も後羽も横向きならヤンマ科,前バネの三角室が縦向きならエゾトンボ科かトンボ科です。
エゾトンボ科とトンボ科の見分けは複眼を横から見て確認します。出っぱりがあればエゾトンボ科,なければトンボ科です。このトンボはトンボ科のようです。
次に体長を測ります。20mm以下,22−30mm,34mm以上で判断します。このトンボは35mmありました。
次に腹の色を見ます。基本は全体が黒いかどうかですが,厳密にはもう少し詳しく見ます(もちろん,トンボゲッターたちは詳しく見ます)。このトンボは腹の色が黒くないグループです。
次は後の羽の広がり方を見ます。内側(胴体側)に広がっているかいないかで区別します。このトンボは広がっているグループです。さらにその広がり方が大きいか小さいかで区別します。このトンボは広がり方が小さいグループです。さらに羽の一部に薄く色が付いているかいないかで分類,このトンボは模様以外は色が付いていないと判断しました。
次は頭の幅と眼の幅との比を見ます。それで分類した後,顔に白色部があるかないかで分類,さらに額に藍色の光沢部があるかないかで分類します。
次は胴体(胸)の模様です。模様が後ろの方に流れているかどうかで判断します。このトンボは流れていません。次に腹の模様でさらに分類します。その次は胴体に毛が生えているかいないかでまた分類です。
次は羽の根本の長方形の模様の並び方でシオカラトンボの仲間とアカネの仲間にわけます。このトンボはアカネ属のようです。そして羽の褐色の斑紋の形と位置から同定したところ,このトンボはミヤマアカネと判明しました。

これは,ほんの一例です。途中の選択肢次第でいろいろな部位の特徴を見分けつつ同定していくのです。

このページの作成
 稲里トンボプロジェクト=デストロン=総統 T.Yanase



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