事故に会いたくない

             5年 ケイタ

 僕は、横断歩道をわたって家に帰ろうとした時、車にひかれそうになって、
「危ないだろ。」
と、車の人に言われた。
「すいません。」
と、言って、家に帰ってお母さんに言ったら、
 「バカじゃないの、あんた。」
と言われた。
 そして、
「左右、見ないとだめだな。」
と、思った。
 もう一つ考えた。
 「これから、左右を見て学校にいかなくちゃ。」
と、思っていた。
 おねいちゃんに、
 「ジュースとお菓子買って来て。」
と言われた。
 そして、ジョーマートの近くの、交差点まで来て、横断歩道を、
わたろうとした時、
「そうだ、左右を見なくちゃだめだ。」
と、思った。その時、ビューン車が、走ってって、
 「左右を見て良かった。見ていなかったら死んでいたかもな。」
と、思った。  ジョーマートでお菓子を買って、家に帰った。  そして、お母さんに、言ったら、  「命は、一つしかないんだから、大事にしないとだめだよ。」 と、言われた。  それを聞いて、次の日も、左右を見て、事故にあわないようにと、  「絶対忘れないぞ。」 と、心がけていても、時々忘れてしまって、何回も、事故に会いそうになったりした。 お母さんにも、 「気をつけて学校にいきなさいよ。」 と、言われるようになった。それから事故にも会わないようになってきて、 お母さんが言ってくれなければ、死んでいた時もあった。  これから、事故に会わないように、左右を見ないとだめだと思う。

5・6年生のページに戻る