スイカが大きくなるまでの紙しばいだよ!
ぼくたちは、
「いなさと弟子入りのたび2」というテーマで,
いなさとの 名人たちに 弟子入り しました。
弟子入りしたのは,
スイカ名人の くろさき みつる さん,
きく名人の 中村 光男 さん,
ヤーコン名人の ふじえ さん
の3人です。
今日の中間はっぴょう会では,
スイカが 大きくなるまでのことを
はっぴょうします。
5月12日に,
スイカ名人から もらった なえを うえました。
なえを うえた あとに,水を あげました。
水は,土が くろくなるまで あげます。
6月6日に,スイカの わきめとりを しました。
わきめを とらないと,
あまくて 大きい スイカは なりません。
だめな つると のこす おやの つるを 教わりました。
だめな つるの とりかたも 教えてくれました。
まず,子どもの つると,おやの つるを つかんで,つぎに,子どもの つるを おります。
おやの つると はっぱの あいだの つるが,いらない つるです。
スイカの つるは どんどん のびていき,花が さきました。スイカの花は,黄色です。
その花に,アリが あつまっていました。しんぱいだったので,スイカ名人に,
「アリがいてもいいんですか?」と聞きました。
名人は しばらく考えたあとに,「いてもいいよ」と教えてくれました。
アリは,スイカが なる お手つだいを してくれます。
スイカの みが なる ための こなを おばなから めばなへ もっていってくれるのです。
スイカは,はじめは こゆびの先くらいの大きさでした。
中はまっ白で,あまく ありませんでした。
そのあと,ハウスの中で どんどん大きくなっていきました。
手のひらぐらいの大きさになって,
1か月たつと,
あたまくらいの 大きさに なりました。
7月18日に はじめて とった スイカは,
すっぱくて イヤな においで,
中が どろどろでした。
スイカは,くさると たいへんな ことに なる ことが分かりました。
つぎの日,もう1回スイカをとりました。
たたいてみて,一番 みが 入っていると思ったからです。
いいスイカは,ゴンゴンという音がします。
切るときは、すごくドキドキでした。
中は たくさん 実が つまっていました。
1口ずつ 食べて みました。
ほんのり スイカの においが しました。
でも,名人に「少しだけ おそかった」
と 言われました。
しゃしんを よく 見ると,
たねの まわりが 少しだけ赤くなっていました。
たねの まわりが まっ赤だと,
とるのが おそかったと いうことです。
また つぎの日,
3回目の しゅうかくを しました。
こんどは,きのうの はんせいを いかして,
きのうより ちょっとだけ 高い 音の する
スイカを とりました。
こんどは,だいせいこうでした!
きのうよりも おいしくて,
さいこうの スイカでした。
とても とても うれしかったので,
スイカ名人の ところへ もっていって,
食べて もらいました。
名人は,
「あまいねぇ」
「がんばったねぇ」と
なんども ほめてくれました。
ぼくたちは,もっと うれしくなりました。
2がっきに なりました。
2・5年生の教室は,4人に ふえました。 ハウスの スイカも,ふえて いました。
8月24日,
4人で はじめてとったスイカは,3つです。
いい音が したから,いいと思いました。でも,切ったら だめな スイカでした。
食べられるかなと 思ったけど,はじの方が なんか すっぱくて しんぱい だったので,食べるのをやめました。
こんどこそ,とてもよい, おいしいスイカを とりたいなと 思いました。
8月29日に,
さいごの スイカを とりました。 20こ いじょうも ありました。
ほとんどが,まっ赤だったり,まっ白だったりして,食べられないスイカでした。
ざんねんな ことに, 食べられたのは,少しだけでした。
でも,大きくて,おもくて,りっぱなスイカでした。
スイカの つるの かたづけ方を,名人ふじんに 教えて もらいました。
つるの ねもとを ハサミで 切るか,ねっこを ぬくか して,何日か ほうっておくと,
かたづけ やすいことを 教えてもらいました。
わたしたちも,そうする ことに しました。
1しゅう間後の9月6日に,スイカの つるを かたづけました。
名人ふじんの お話しの とおり,スイカの つるは しおれていて,ひっぱって
とることが できました。
みんなも 手つだって くれました。
でも,ハウスの中は とても あつくて,たいへんでした。
おわった あとの リョウくんの きろく
おわった あとの ユイカちゃんの きろく